2021年10月2日土曜日

ローソンのシールプリントで寸法通りに印刷する


背景

ローソンのプリンタにはシール台紙への写真印刷機能が付いています。
この台紙に対して、寸法通りのシールを印刷するにはpxとmmの関係をどうすればよいか、印刷しつつ関係を調べてみました。

プリンタの個体差はあるかもしれませんが、自分が利用するコンビニだと期待する寸法で印刷できるようになったので、備忘録としてpxとmmの関係とそれまでの道のりを記事に残します。

先に結論: 11.5px = 1mm

下記の条件では、表題のとおり11.5pxを1mmとして画像を作成すると、期待通りの寸法になりました。

対象: L型 89x127mm
印刷形式: 枠無し
入力画像: 1074x1524px (300万画素想定)
1mmあたりのピクセル数: 11.5px

1mm当たりのピクセル数を求める試行錯誤

ローソンのシール印刷機能を紹介しているブログで、L型の台紙は89x127mmであり、300万画素だと1074x1524px が良いと推奨されていました。

ピクセルが全て台紙に描画されるとすると、1mmあたりのピクセル数は
1074px / 89cm = 12.06741px/mm
となるはずです。

ということで、12.06741px/mmの寸法で1cm毎に白と黒を置き換えた1074x1524pxの画像を作り、ローソンに行って印刷してみました。



結果これらが分かりました。
  • 画像の端は2mmほど描画されない
  • 80mmが約83.7mmに伸びている

先ほどの寸法に 80/83.7 をかければ期待する寸法になるはずなので
1074px / 89cm * 80mm / 83.7mm = 11.5px/mm
で良いはずです。

ということで、11.5px/mmの寸法で1cmごとの白黒を書き直して印刷してみました。


誤差が分からない(80mmに対して目測0.5mm以下)ほど期待通りの寸法になりました。

まとめ

300万画素でL型のシール台紙に枠なし印刷する場合(89x127mmに対して1074x1524px)は11.5pxを1mmとして画像を作ると、誤差1%未満の寸法で画層を印刷できると分かりました。

参考

ローソンのネットプリントでシールを作ってみた話と作り方

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