spartan6に接続されたspi flashにbitファイルを書き込む方法を共有します。
flashにbitファイルを書き込むと嬉しい点
fpgaが載っているボードの電源を入れるだけで、プログラムを起動できるようになります。
準備物
- 動作確認ができているbitファイル
- xc3sprogが使える環境
流れ
- spi flash書き込み用のbitファイル(以下spiflasher)をダウンロードする
- spiflasherをfpgaに書き込む
- spiflasherが動作しているfpgaを経由して、flashに保存したいbitファイルを書き込む
- 動作を確認する
順番に解説していきます。
spi flash書き込み用のbitファイル(以下spiflasher)をダウンロードする
Tadek78/miniSProgから、自分の持っているFPGAに合うファイルをダウンロードします。
spartan6 lx25 (xc6slx25): spiflasherLX25.bit
spartan6 lx9 (xc6slx9): spiflasherLX9.bit
上記以外のファイルをお探しの方は、下記のpapilio向けのページにあるかも知れません。
GadgetFactory/Papilio-Loader
spiflasherをfpgaに書き込む
ダウンロードしたファイルをxc3progで書き込みます。
sudo xc3sprog -c ftdi spiflasherLX25.bit
spiflasherが動作しているfpgaを経由して、flashに保存したいbitファイルを書き込む
前の手順のコマンドでspiflasherをfpgaで動作させた後、下記のコマンド入力します。
sudo xc3sprog -c ftdi -I led_count_up.bit
動作を確認する
fpgaに接続しているusbケーブル抜き差しして、fpgaを再起動します。
書き込みが成功していると、起動して数秒後にflashメモリに書き込んだ内容でfpgaが動作します。
お疲れ様でした。
参考
Boot from on-board SPI Flashxc3sprog manual page
Tadek78/miniSProg
0 件のコメント :
コメントを投稿