背景
エディタであるVSCodeでは Ctrl + Shift + f で開いているフォルダ内のファイルを検索できるのですが 、.gitignore に記入してファイル一覧では薄暗く表示されているフォルダでも検索対象になるものがあります。検索対象からの除外方法を把握したので、備忘録として記事を残します。
使ったもの
VSCode 1.97.0共通の操作: 設定画面を開く
「ファイル -> ユーザー設定 -> 設定」を選ぶか「Ctrl + ,」を入力すると設定画面を開けます。設定画面の検索欄に項目名を入力して設定を進めます。
設定画面にはタブ選択がありますして、設定を開いたときは標準で「ユーザー」タブになっています。
「ユーザー」タブで設定すると、PCにログインしたユーザーが利用するVSCodeに反映され他のフォルダを開いた際にも利用されます。
「ワークスペース」タブで設定すると、現在VSCodeで開いているフォルダのみに適用される「.vscode」フォルダが生成され、フォルダのみに設定が適用されます。
ワークスペースで定義する設定は、更に設定を施せば複数のフォルダに適用可能なようですが、この記事では説明しません。
表示も検索も不要なフォルダは Fies: Excludeに登録
exclude と検索すると先頭に表示されます。これに追加するとファイル一覧からも検索対象からも除外されます。
VSCodeの再起動無しで表示が更新されます。
検索対象は再検索すると設定を反映した結果が表示されます。
検索のみ不要なフォルダは Search: Excludeに登録
search と検索すると先頭に表示されます。これに追加すると検索対象から除外されます。
検索対象からは外れるのですが表示は変わらないので、見えるのにフォルダ内検索ができないフォルダになります。
薄暗く表示してくれても良いと自分は思ったのですが、通常通り表示されるので設定したのを忘れると困りそうな気がしました。
gitignoreに含めたファイルやフォルダを表示や検索対象から除外したい場合は Exclude: Git Ignoreを有効化
gitignoreと検索すると先頭に表示されます。有効にするとgitignoreに含まれて薄暗く表示されているファイルやフォルダが非表示になり検索対象からも外れます。
gitignoreに含めているもののVSCodeで編集したいファイルが開きづらくなってしまうので、場合によっては注意が必要です。
おわり
Ctrl + Shift + f によるフォルダ内検索対象から不要なフォルダを除外できました。検索が快適になって嬉しいです。
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