背景
あるプロジェクトのexampleが手元で実行できなかったのでexampleを修正するPRを出したら「最近の修正が含まれているバージョンなら動くよ」と言われました。それまでexampleプログラムの動かし方を知りませんでしたが、調べてみたら実行方法が分かりました。
crateのexampleプログラムの実行方法を知りたい人がある程度要ると思うので、情報を共有します。
方法
下記の流れで実行できます。- exampleがあるリポジトリをダウンロード
- exampleを動かせるCargo.tomlファイルのあるディレクトリに移動
- 下記のように実行したいファイル名を指定して、cargoコマンドを実行
cargo run --example [ファイル名]
OpenCLのバインディングをしているプロジェクトの場合は、下記のような流れでocl/ocl/examples/trivial.rsを実行できました。
git clone https://github.com/cogciprocate/ocl cd ocl/ocl cargo run --example trivial
ちなみに、このオプションはcargo runのhelpで知りました。
$cargo run --help .. Options: .. --example NAME Name of the example target to run ..
困ったときは --help の情報を見てみると良いかもしれません。
まとめ
リポジトリのexampleを実行できました。これによって「使いたいcrateのexampleが動かない…」というときに、依存しているcrateが合っていないのか、バグなのか、切り分けられます。
何かの参考になれば嬉しいです。
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