情報収集に時間がかかったので、メモを残します。
使ったもの
- Wi-Fiモジュール ESP-WROOM-02
ESP8266が搭載されたモジュールです。
秋月電子で購入しました。 - USB -> シリアル変換基板
自分は別の機会に購入していた中国製の変換基板を利用しました。
情報収集したページの中には、秋月電子で販売されている基盤を使われている方も居ました。
FT232RL USBシリアル変換モジュールキット - ブレッドボード
- 1KΩの抵抗
- 2本足のタクトスイッチ
- ジャンパワイヤ
- オスメスジャンパワイヤ
- 赤色LED
- Arduino IDEを使えるPC
バージョン1.6.9のIDEを利用しました。
回路説明
このように配線します。消費電力を抑えるためと、故障予防のために、3.3VやGNDに常時接続されるピンには抵抗を挟みました。
ピン名 | 繋ぎ方 |
---|---|
3.3V | 3.3V |
EN | 1KΩ抵抗を通して3.3V |
IO-13 | LED |
IO-15 | 1KΩ抵抗を通してGND |
IO-2 | 1KΩ抵抗を通して3.3V |
IO-0 | 1KΩ抵抗を通して3.3V スイッチを通してGND |
GND | GND |
RST | 1KΩ抵抗を通して3.3V スイッチを通してGND |
TXD | シリアル変換基板のRX |
RXD | シリアル変換基板のTX |
Arduino IDEの設定
ESP8266のボード情報を読み込み
ESP8266に書き込みが行えるパッケージをインストールします。メニューからFile -> Preferencesを選択し、「Additional Boards Manager USLs」に下記のurlを登録します。
http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json
メニューから「Tools -> Boad -> BoardsManager」を選択し、Boards Managerを開きます。
先ほど追加したurlの読み込みが成功していれば、「esp8」で検索するとESP8266に関するパッケージが表示されます。
ボード情報をクリックしたら「Install」ボタンが出てくるので、それをクリックしてインストールします。
参考
ESP8266 Thing Hookup Guide
https://github.com/esp8266/Arduino
ESP-WROOM-02向けのボード情報を設定
先ほど説明した回路の場合、下記の設定でプログラムを書き込めました。設定項目 | 設定値 |
---|---|
Board | Generic ESP8266 Module |
Flash Mode | DIOかQUOで書き込めました。 |
Flash Frequency | 40MHzでも80MHzでも書き込めました。 |
CPU Frequency | 80Hz |
Flash Size | 4M(1M SPIFFS) |
Debug port | Disabled |
Debug Level | None |
Reset Method | ckでもnodemcuでも書き込めました |
Upload Speed | 115200 |
参考
ESP8266にArduinoスケッチを書き込んでUDPデータ送受信
Arduino IDEでESP-WROOM-02のボード設定について
書き込み方法
USB->シリアル変換基板で電圧を制御できる場合は、3.3Vに設定します。書き込みモードにするため、IO-0をGNDに接続したままESP8266を再起動(リセットボタンを押すか、USBを抜き差し)します。
Arduino IDEから先ほど説明した設定でプログラムをアップロードします。
File -> Examples -> 01.Basic -> Blinkで選択できるLED点滅プログラムを書き込むとLEDが点滅します。
以上です。
何かの役に立てば嬉しいです。
更新履歴
2016/12/19RSTの接続説明が間違っていたので修正しました。
2017/01/05
ESP8266のボード情報を読み込むために、preferencesにjsonを登録する記述が抜けていたので追加しました。
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