入門時にあったら良さそうな部品や道具
電子工作入門時に、最低限あったら良いと思う部品と道具を紹介します。Arduino
プログラムを書き込んで、信号を制御するマイコンの一種です。色々あるマイコンの中でも、扱いやすいし情報量も多いと個人的に思っていて、入門にお勧めだと思います。
種類が色々ありますが、Proと名付けられているもの以外なら何でも良いと思います。
Proと名付けられているArduinoがお勧めではない理由は、プログラムの書き込みに別の道具が必要なので、混乱する可能性があるためです。
自分が好きな基本形は、microBケーブルが使えるLeonardo(画像の左上)です。
microBケーブルが別途必要です。
1週間くらい待てるのであれば、こちらのNANO(画像の右上)が安いです。
miniBケーブルが付属しています。
Arduino Nano ケーブル付き5個セット
入出力ピンをたくさん使いたい場合は、MEGA(画像の下)があると良いと思います。
特に明記されていませんが、自分が下記のリンクで購入した時はtypeBケーブルが付属していました。
サインスマート(SainSmart) MEGA2560 互換ボード R3
Arduinoの開発ソフト
Arduinoの開発ソフトは下記のページからダウンロードして、無料で利用できます。これを使うことで、プログラムの編集、Arduinoへのプログラムの書き込み、Arduinoとの通信などができます。
ソフトのダウンロードページ: Download the Arduino Software
この開発ソフトの小ネタはこちらの方がまとめています。
左下に表示される文字がカーソルの居る行番号を示すなど、知っておくと開発が捗るネタがいくつがあるので、一読をお勧めします。
知らないとソン!? Arduinoの小ネタ色々
ブレッドボード
ハンダ付けすることなく、回路作成の試行錯誤が出来ます。 自分はいつでも試行錯誤できるように、未使用の物を2、3枚確保しています。ブレッドボード
ジャンパワイヤ
ブレッドボードでの部品間の配線などに使います。ブレッドボード・ジャンパーワイヤ
LED
Arduinoの出力を確認できます。近所にホームセンターがあれば、抵抗付きで売っていると思います。
高輝度3mm赤色LED
抵抗
LEDやスイッチに繋ぎます。可変抵抗だと、幅を利かせられるので便利です。
多回転半固定ボリューム たて型 3296W (1kΩ)
タクトスイッチ
Arduinoへの入力に使えます。タクトスイッチ(赤色)
ドライバーセット
可変抵抗の値を変えるのに必要です。部品によってはネジ止めが必要なものもありますし、電子工作以外にも使えるので、1セット持っておくと便利です。
ベッセル(VESSEL) ドライバーセット ファミドラ8 TD-800
応用時にあると良い道具
自分で部品を選んで、試行錯誤するときにあったら便利な道具を紹介します。はんだごて
電子部品によっては、使う前にはんだ付けが必要なことがあります。持ちやすく、温度を2段階で変えられるため、自分はこちらを利用しています。
goot 即熱はんだこて TQ-77
goot 集積基板用鉛フリーはんだ SF-B1006
ワイヤストリッパー
ジャンパワイヤを好きな長さに調節できるため、ブレッドボードで綺麗な配線ができます。HOZAN(ホーザン) ワイヤーストリッパー より線用 P-960
ラジオペンチ
取りにくい部品を引っ張ったり、ハンダ付けの際に部品を抑えたり、使い所が多いです。goot ラジオペンチ YP-10
テスター
回路の電圧を計ったり、通電を確認したりできます。5Vを超える回路や、LEDを取り付けにくい回路は、LEDよりテスターを使った方が動作確認が楽です。
部品や道具の主な購入先
秋月電子色々な電子部品を小売しているお店です。
他店よりも安く取り扱っている商品が多いです。
amazon
道具が安いです。
電子部品も売っています。
banggood
海外(主に中国)製品を安く買えます。
近所のホームセンター
LED、アルミ板、ネジなど、工夫次第で工作に使える物がたくさんあります。
売り場を歩きながら想像を膨らませるのが、自分は好きです。
情報源
Arduino公式ページ
Arduinoは公式ページが充実していて、公式ライブラリのサンプルや応用例がコードや図と共に紹介されています。https://www.arduino.cc/
サンプルコードや応用例に全て目を通す必要はありませんが、利用するライブラリの使い方が良くわからない時は、参考になると思います。
用例集: Built-In Examples
LEDを点滅させる: Blink
webサーフィン
やりたいことがまとめられている本があればそれを参考にしても良いと思いますが、下記の理由からwebの利用を自分はお勧めします。■違う書き方がされている記事を読める
一つの記事を読んで分からなくても、諦める必要はありません。
別の記事をいくつか読んでいたら、何となく分かったりします。
■プログラムをコピーできる
自分の手でプログラムを入力することは大切です。
しかし、それに時間がかかりすぎてやる気が無くなるのは、本末転倒だと自分は思います。
最初はコピでも良いので、自分のアイディアを形にして、工作を楽しむことをお勧めします。
■英語力を活かせる
日本語の記事では情報が不十分でも、諦める必要はありません。
webの世界は広く、英語で検索すれば日本語の10倍以上の情報量があります。
■発信者になれる
断片的な情報を収集してあなたが何かを実現した時、それは新しい知識です。
ブログなどを立ち上げて方法を発信すれば、同じことをしたい人たちを助けられます。
以上です。
電子工作の参考になれば嬉しいです。
質問や相談などがありましたら、コメントかメッセージを頂ければ、可能な範囲でお応えします。
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