背景
オリエンタルモーターのブラシレスモーターのBLVシリーズTypeR(タイプR)を使う機会がありました。TypeRではないBLVシリーズのモータードライバは本体のスイッチ切り替えでRS485のアドレスや通信速度を変更できたのですが、TypeRは設定変更に書き換え用のWindows PCが必要でした。
時間が経つと書き換え方を忘れるので備忘録として記事に残します。
使ったもの
- BLV TypeRのモータードライバ
BLVD-KRDやBLVD-KCRDです。
電源ケーブルはそれぞれ別売りなので別途購入が必要です。 - Windows PC
設定プログラムMEXE02がWindows用しかないため、WindowsのPCが必要です。 - microB USBケーブル
モータードライバとPCの接続に利用します。
書き込みプログラムMEXE02 V4系をインストール
下記のサイトからMEXE02のV4系をダウンロードしてWindowsPCにインストールします。サポートソフト MEXE02 ダウンロード
MEXE02はV3系とV4系で対象となるモータードライバが異なるので、タイプR用にはV4系を選びます。
ダウンロードサイトはV3系が上に表示されていますが、表の中央に表示されているV4の利用が必要です。
V3の方を使うとTypeR系のドライバに繋いでも「未対応の製品です。40330000」と表示されて設定変更できません。
モータードライバに給電してUSB接続
BLVD-KCRDなら電源ケーブルとUSBケーブルの接続だけで済みます。BLVD-KRDの場合は電源ケーブルに加えてCN4コネクタの20に電源の+、21に電源のGNDの供給が必要です。
接続内容はBLV シリーズRタイプ取扱説明書 設置・接続編の「入出力信号の接続(CN4)」で解説されています。
主電源と同じ電圧の引き回しが必要なのでなかなか手間です。
MEXE02で設定変更
RS485のアドレスと通信速度速度
「(p3) 通信設定(Modbus/CANopen)」の設定一覧にある「通信ID」と「Baudrate」がアドレスと通信速度です。「RS-485通信フレームモニタ対象ID」は通信のアドレス設定では無いので注意です。
過負荷にならず出力を弱めて運転を継続するATLを無効化
指定した出力より弱くなって運転を継続するATLを無効化するには「(p1)基本・運転設定」の「ATL動作設定」を変更します。「ATL-EN入力に従う」にすると標準は無効化されます。
多分RS485やCANなどで動作中に設定を書き換えたら有効になるのだと思いますが、その方法は把握していません。
RS485通信線は8-10と22-24
中央の上下3線ずつがRS485の通信線です。上下にあるので数珠繋ぎできます。
RS485の終端は抵抗を付けても良いですし、MEXE02で終端抵抗を有効化しても良いです。
BLVの旧製品だとRJ45ケーブルでRS485の通信線を取り出せて便利だったのですが、TypeRだと1本ずつ接続が必要で不便です。
おわり
BLV TypeRのRS485の通信設定やATL無効化の方法を把握しました。忘れても見返せば思い出せる状況になったので良しです。
参考
BLVD-KRDBLVD-KCRD
サポートソフト MEXE02 ダウンロード
BLV シリーズRタイプ取扱説明書 設置・接続編











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