2023年3月27日月曜日

Raspberry Pi Picoの信号線をミニブレッドボードで試しやすい基板を作った


背景

Raspberry Pi Picoとは、Raspberry Pi財団が販売しているマイコンRP2040とUSB端子を搭載したマイコンボードです。

Pico利用時に下記の不満があったので、それら解消する基板 SideBBForRasbperryPiPico を作ってみました。
  • Picoをブレッドボードに差し込むと殆どの列が埋まる
  • どの列が何の役割か分かりづらい
  • リセットボタンが無い

スイッチサイエンスで販売しています。

SideBB For Raspberry Pi Pico

内容物


  • 本体基板 *1
  • M3ナット *4
  • M3スペーサー *4

Raspberry Pi Picoは付いていません。
Pico Hなどをご用意ください。

外観と特徴

全体像です。


M3の支柱付けると、置いた際に傷をつけにくくなります。


ピンソケットの横にピンの役割を記載しています。



ブレッドボードの端にはUart0はArduinoでSerial1で使えること、SPIのTXはMOSIに、RXはMISOに使われる場合が多いことを記しています。


リセットボタンが付いているので、ブートローダー書き換え時にUSBを抜き差しする必要がありません。


groveコネクタはどちらも標準のI2C通信線に繋がっています。
2個あるので数珠繋ぎ可能です。


おわり

grove端子、リセットボタン、ブレッドボードが付いたRasberry Pi Pico用の便利基板、良かったらご利用ください。
ミニブレッドボードで足りる規模の回路なら、基板から信号線の役割を読み取りつつ回路を組めます。


スイッチサイエンスで購入可能です。
良かったらご利用ください。

SideBB For Raspberry Pi Pico

参考

Raspberry Pi Pico
SideBBForRaspberryPiPico - github

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