備忘録としてメモを残します。
使ったもの
全体像
- オンラインエディタでプログラムを作成
- BLEnanoにサンプルプログラムを書き込み
- スマホにサンプルアプリをインストール
- スマホからLEDを操作
オンラインエディタでプログラムを作成
BLEnanoはmbedのオンラインエディタでプログラミングができます。なお、オンラインエディタを利用するには、ARMmbedに会員登録またはログインする必要があります。
下記リンクの右側にある「Add to your mbed Compiler」というボタンをクリックすると、ARMmbedログイン後だとオンラインエディタが表示されます。
なお、一度オンラインエディタでBLEnanoに関する編集を可能にした後は、ボタンが「open mbed Compiler」に変わります。
https://developer.mbed.org/platforms/RedBearLab-BLE-Nano/
最初はプロジェクトが無いので、画面左上の「新規」をクリックしてプロジェクトの追加を行います。
アプリと連携するプログラムのテンプレート「SimpleControls works with the BLEcontroller iOS/Android App.」を選択します。
テンプレートのサンプルプログラムが追加されます。
サンプルプログラムがアプリから操作できるピンはLEDと繋がっていないP0_9が割り当てられています。
動作確認を簡単にするために、main.cppを編集してアプリで操作できるピンをLEDに繋がっているP0_19に変更します。
//#define DIGITAL_OUT_PIN P0_9 //TXD #define DIGITAL_OUT_PIN P0_19
編集ができたら「コンパイル」ボタンをクリックしてプログラムをコンパイルします。
コンパイルが成功したら、400KB位のhexファイルのダウンロードが始まります。
このファイルをBLEnanoに書き込みます。
BLEnanoにサンプルプログラムを書き込み
BLEnanoをPCに接続します。MBEDというメディアとして認識されます。
このメディアに先程の手順で取得したhexファイルを配置します。
ドラッグドロップでも、コマンド操作でも構いません。
自分の場合は下記のようなコマンドで配置しています。
cp ~/Downloads/BLENano_SimpleControls_RBLAB_BLENANO.hex /media/asuki/MBED/
書き込みが終わったら、デバイスが自動的に再起動します。
これでアプリと連動できるようになりました。
スマホにサンプルアプリをインストール
Android版とiOS版が用意されています。playstoreやitunesでredbearで検索すると出てくると思います。
インストールできたら、いよいよBLEnanoを操作します。
動作確認
メニューからSimple Controlsを選択します。Simple Controlsモードになったら、「Scan」をクリックしてBluetoothデバイスをスキャンします。
確認できない場合は、BLEnanoを再起動して、アプリのスキャンをやり直してみてください。
スキャンが成功すると「Biscuit」というデバイスが表示されます。
デバイスをクリックすると操作画面が表示されます。
「Digital Out」を操作することで、LEDの状態が変わるはずです。
ONの時は、LEDが点灯します。
YES(OFF)の時は、LEDが消灯します。
以上です。
何かの参考になれば嬉しいです。
参考
http://redbearlab.com/blenano/更新履歴
2017.11.17「遅延が無いからラジコンのリモコンに使える」というを記述していましたが、使えるかどうかはそのリモコンに求める性能によるので、適切ではないと判断して記述を削除しました。
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