2025年11月30日日曜日

FreeCADの図面作成はよく使う操作のショートカットキーを覚えると便利


背景

FreeCADとはプログラムが公開されている3D CADソフトです。
2次元図面を描いた後に押出処理で物体を作ったりします。

2次元図面作成画面sketcherは、線の描画や形状の拘束処理にショートカットキーが割り当てられています。
FreeCAD 1.0.2だと各処理選択ボタンの上にマウスを移動するショートカットキーを表示できます。

把握しておくと便利だった操作を紹介します。
ショートカットキーの把握は、FreeCAD上で機能にマウスをかざして表示される情報を見るのが便利です。

使ったもの

FreeCAD 1.0.2

ショートカットキー紹介

自分が使う頻度が多い順に紹介します。
なお、各機能のショートカットキーはFreeCADの機能ボタン上でマウスを止めると表示されます。


キーが表示されないものは、ボタン横の下矢印を押して階層を下げるとキーが表示されます。



基本描画機能
これらを覚えておくと基本的な形状の図形を素早く描けます。
役割キー解説
直線を生成g l直線を生成します。多分line(線)のlです。
ポリラインを生成g m直線を連続で生成します。ギザギザな線を表すMが割り当てられているのだと思います。
中心を指定して円を作成g c円生成です。多分circleのcです。
中心点から円弧を作成g a半円生成です。多分arc(円弧)のaです。
構築ジオメトリの切り替えg n補助線と実践を切り替えます。多分navigate(補助)のnです。


値固定関係
これらを覚えておくと長さや円の大きさを素早く固定できます。
役割キー解説
水平距離拘束l (L)横幅固定です。多分lengthのlです。
垂直距離拘束i縦幅固定です。大文字表記 I の形が似ているからかiが割り当てられてるのだと思います。
円弧や円を拘束するr半径や直径の固定です。多分roundのrです。

等値拘束e物体の長さや角度を等しくします。多分equalのeです。

一致拘束c点を1つに重ねます。多分centerのcです。

接線拘束t接線にします。多分touchのtです。

オブジェクト上の点拘束o接点にします。多分onのoです。

形状の変形、状態変更
役割キー解説

フィレットを作成g f f角を丸めます。

エッジを分離g z線を分離させて連結点を増やします。

おわり

紹介したショートカットキーを覚えておくと操作切替の度にツールバーにマウスカーソルを移動しなくて良くなるので、図形作成が早くなって良いです。

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