配線を忘れたまま基板を作ってしまい、基板を作りなおすことになったことはありませんか?
(自分はあります。)
そんな失敗は、KiCADのチェックツールを利用すると防ぐことができます。
今回はその機能の使い方を説明します。
使ったもの
- KiCAD(ver4.0.6)
- ネットリストを引き込んで作ったKiCADのPCB(kicad_pcb)ファイル
操作方法
PCB編集画面で虫のマークをクリックすると、チェックツールが開きます。「Start DRC」をクリックすると、確認処理が動きます。
半田面の間が狭いフットプリントがあると「Problem/Markers」にPad near padのエラーメッセージが出ますが、今回見たいのはそこではありません。
(Pad near Padのエラーはデザインルールなどを変更すれば消せるかもしれませんが、指摘された箇所が目視で問題無さそうなら、自分は無視しています。)
「Unconnected」のタブをクリックすると、未配線の回路があれば教えてくれます。
R1とQ1が繋がっていないということなので、該当する部品を探します。
接続されていませんでした。
KiCAD、教えてくれてありがとう。
配線してチェックツールを再度実行してみます。
Unconnectedのエラーが無くなりました。
この方法で、未配線によるミスは防げると思います。
共有するする情報は以上です。
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