2021年8月15日日曜日

失恋して未練があったり理由が分からないときは「異性の心を上手に透視する方法」を読むと救われるかもしれない


生きていると辛いことが発生しますが、関連本や友人との会話で辛さの頂点を和らげれば、時間経過で平気になります。
そのときに読んだ関連本です。



背景

普段電子工作やプログラムの話題扱っている本ブログですが、今回は本を紹介します。
この記事ではとある彼と彼女の関係を例に話を進めます。

彼には約10年前から先方都合で復縁と離別を繰り返した相手が居り、彼は趣を変えて「この日(先方都合により2年後)に連絡するからその時独身だったら結婚して」と約束し、その日(2021.07.15)になったので連絡してみると彼の知らない間に結婚して子供を持っていたと判明し、破局が判明して彼は相当落ち込みました。
(2日間眠れず食事の量が普段の1/4以下に減り、その後睡眠時間が以前の半分になるほど)

彼の体調が回復しても精神的な依存が抜けない中「未練たらたら」でweb検索していた所「未練を断ち切る方法、残る理由」を大まかに解説したページで下記の「異性の心を上手に透視する方法」を見つけ、読んでみたら内容に救われました。



備忘録を兼ねて、内容を共有します。

アタッチメントタイプというものを3種類定義して恋愛観を整理している

アタッチメントタイプとは赤ちゃんの母親に対しする応答として研究され、この本ではそれを恋愛にも適用して応答方法を各タイプごとに分析し、それぞれの特徴説明や助言をしています。

アタッチメントタイプは下記の3種類があるとしています。
  • sタイプ: 安定型
    親密になるのが自然と考える人。
    暖かく愛情深い人柄の人が多い。
  • nタイプ: 不安型
    相手との親密さは必須であり、時に相手に夢中になりすぎたり、愛してくれないのかと不安になる。
  • vタイプ: 回避型
    親密さは自由の損失を意味するので、交際している相手が居ても常に距離を置こうとする。

本の中でどのタイプか分析するためのアンケートが記載されているので、気になる方はぜひ買って読んでもらいたいです。
ちなみに彼は不安型と安定型が半々となる結果でした。
彼女は虚栄心を張る傾向があったので、回避型と安定型が半々だったと思います。

不安型と回避型は惹かれ合うが悲惨、安定型は万能

不安型と回避型は惹かれ合う傾向がありますが、お互いが変わらなければ要望が合致せず悲惨なことになります。
安定型は、不安型・回避型・安定型全てに対して良い関係を築ける型です。

回避型に振り回される不安型

不安型はvに引かれてしまい、回避型に翻弄される。
不安型が親密さを求めると、回避型は回避行動をとる。
不安型は回避型とパートナーになると、友達同士でいたときよりも冷たく扱われていると感じることがある。

はい、彼と彼女の場合と全て一致します。

回避型の回避行動による不安を不安型は愛情と勘違いする

復縁の度に彼は彼女がいつまた別れ話を始めるか不安を抱いていたので、付き合っていた時の高揚感と思っていた感情の一部は不安だったようです。

不安型が安定型と付き合うと、不安に駆られず運命的ではないと思ってしまう

彼が彼女から最初の離別を告げられた後、付き合った女性が居ました。
その女性と居る間彼は居心地よく感じはしたものの、彼女に比べると熱狂的になれず、彼女の復縁要望に応じて女性と離別してしまいました。
あの選択は間違っていたと言えそうです。

なお、この本を読んだ後に彼はその女性に連絡をとって電話をする機会に恵まれ、状況説明や、その女性が彼女に対して感じる直感や、当時思っていた感情や、離別から今までにあったことや、今の仕事の情況や、その女性が今付き合っている男性のことなどを6時間半に及ぶんで話せました。
その後、自分に気が向いたら連絡してほしいと彼が文章を送った所、仮に今の男性と上手くいかなくてもそういうことはしないと振られ、8年前の判断を悔いた彼でした。

不安型と回避型のペアでも、相当な妥協か安定型になる努力すれば関係は良くなる可能性がある

不安型と回避型のペアは関係を断つしかないかというとそうではなく、手本となる安定型の人を見つけ、その人ならどうするか想定しながら安定型になる努力をすることで、良好な関係を築くのが可能です。

彼の場合、冷静に考えると親の意向という原因に目を向けず彼女を批判していたので、彼女ではなく親と話し合うべきだったのかもしれません。
そのことに気づくのが3〜7年早ければ、関係が継続していた可能性があったかもしれません。

まとめ

不安型と回避型がペアを維持するには、多大な妥協と双方が安定型になる努力が必要なようです。
そうする価値があると感じる場合は是非とも挑戦し、そうでない場合は安定型の相手を求めて熱狂的でなくても穏やかな時間を過ごすのが良さそうです。

彼と彼女がうまくいかなかった理由が不安型と回避型の関係のためだったと把握できました。

恋愛に関して未練が疑問が残る場合は、紹介した「異性の心を上手に透視する方法」を一度読んでみるのをお勧めします。



なお、落ち込んだ気持ちの回復には書籍だけでなく、相手とのやりとりの内容を信頼できる複数の友達に共有して意見や感想をもらいつつ客観的に解釈してもらうのも、視野が広がり楽になるのでお勧めです。

また、自身が酷い出来事に遭遇してしまった場合、主語を三人称(自分の名前)にして思い返すと客観的に捉えられて感情を抑えやすいようなので、こちらもお勧めです。
3人称で自分に話しかけるだけで感情を制御できるーセルフコントロール方法の最新心理学

変更履歴

2024.04.12
黒歴史をdisplay:noneにしました。
2021.08.24
背景の説明をより詳しくしました。
2021.08.21
安定型の女性とやりとりできたことを追加しました。

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