個人的に便利だと思う機能を知ったので、手順を共有します。
この手順は、FreeCAD ver1.6で確認しました。
ver1.7での方法を知りたい方は、下記のページが参考になると思います。
マグカップのモデリング-ステップ1
使ったもの
FreeCAD ver1.6全体像
この手順でshell(蓋の無い、内側をくり抜いた箱)を作ります。- 底面の作成
- 立方体の作成
- 壁の厚さを指定
1. 底面の作成
箱の底面のスケッチをつくります。(箱の内側の底面になります。)sketcher -> 新規スケッチ、を選択します。
xy面上に、20x20mmの四角を作りました。
底面を作れたら、closeをクリックしてスケッチの描画を終えます。
2. 立方体の作成
底面から立方体を作ります。Part -> 押し出し、を選択します。
長さ20mm、ソリッド作成、を指定して、OKをクリックします。
不等角投影を選択すると、立方体を確認できます。
3. 壁の厚さを指定
Part -> くり抜きたい面 -> 厚み適用、を選択します。厚み1mmでOKをクリックします。
「接合の種類」を「共通集合」にすると、角のとがった箱ができます。
蓋のない、内側をくり抜いた箱ができました。
サイズは、内径が20x20mm、壁面の厚さが1mmです。
まとめ
内側をくり抜いた箱を作れました。このような箱を作るにはスケッチを2つ作る(立方体用とポケット用)必要があると思っていましたが、スケッチ1つで作れるとなると、箱を作る手間を減らせそうです。
共有する情報は以上です。
参考
Part Thicknessマグカップのモデリング-ステップ1
更新履歴
2018.04.25ver1.7での方法を解説しているページのリンクを追加しました。
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