背景
ubuntu22.04は画面の描画処理にwaylandが標準で使われていますが、「/etc/gdm3/custom.conf」に「WaylandEnable=false」を記述するとx11を使えます。waylandでは不具合が発生する処理はx11を使うと動くことがあります。
(今は直ったようですが、WebRTCを利用するweb会議での画面共有など。)
x11に切り替えたところ、自分の環境では画面が黄色く描画されてしまいました。
調べたところ色設定を無効にすれば良いと分かりました。
Why would xorg make my TV look yellow?
備忘録として関連情報と操作方法を記事に残します。
色設定変無効化
色設定はアプリケーションランチャー(Windowsボタンを押すと出てくる画面)で「color profile」と入力して選択すると設定画面を出せます。画面ごとに設定切り替えが可能です。
自分は全部無効にしました。
ログインし直すと設定が反映されます。
期待通りに黄色くない画面になりました。
初めて繋ぐ(種類の?)画面は色設定が標準で有効になっているので、黄色かったら設定を変えてログインしなおしをお試しください。
waylandは色設定を使ってないらしい
x11への切り替え前のwaylandでは黄色くなかった理由を調べたところ、waylandでは色設定が使われない仕様のようでした。(認識が違っていればご指摘いただけると嬉しいです。)
Color Calibration Broke After Upgrade From 18 to 22: Enabling / Disabling / Changing Color Profile Does Nothing
Color Management
おわり
ubuntuの色設定を無効にすることで、x11でも黄色くない画面にできました。参考
Why would xorg make my TV look yellow?Color Calibration Broke After Upgrade From 18 to 22: Enabling / Disabling / Changing Color Profile Does Nothing
Color Management
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