2022年10月2日日曜日

I2Cの役割の呼び名はマスターとスレーブからコントローラーとターゲットに変わった



I2Cの呼び名の変化を調べたところ、コントローラー(controller)とターゲット(target)に変わったようです。
(記事の上部の画像はWikipediaで公開されていたCC4ライセンスの画像です。)
英語版のI2Cのwikipediaによると、I3Cの定義がそうなったのに伴い更新したようでした。

言葉狩りの影響でgithubでの開始時のブランチ名がマスター(master)からメイン(main)に変わったのでI2Cについて調べたところ判明しました。
ついでにSPIについても調べたところ、こちらはマスターとスレーブの呼び名を維持しているようでした。

ということで、今後自分がI2C関係の実装をするときはマスター(master)とスレーブ(slave)に代わりコントローラー(controller)とターゲット(target)の呼び名を利用していきます。

4 件のコメント :

辻田 さんのコメント...

NXP semiconductorのオフィシャルの仕様書を見たら、Rev.7.0(2021/10/01)で変更されたみたいですね。
https://www.nxp.com/docs/en/user-guide/UM10204.pdf
慣れるのに時間がかかりそうです。

Asuki Kono さんのコメント...

情報ありがとうございます。
仕様が変わってからほぼ1年でしたか。
I2C規格を提唱したphilips semiconductorsがNXP semiconductorsになったので、そこが発行する仕様が業界標準なのでしょうか。

辻田 さんのコメント...

いわゆるデファクトスタンダードです。昔は基本特許が有効だったのでPhilipsは結構稼いだのではないかと思います。

Asuki Kono さんのコメント...

philipsが特許を持っていたのですね。
知りませんでした。
情報ありがとうございます。