背景
Raspberry Piにヒートシンクを付けつつも近くにブレッドボードを配置して信号線を扱いたかったので、信号線を引き出す基板を作ってみました。引き出すついでに既存のHATが使えるようにRaspberry Piから反転させながら信号線を引き出し、HATを横に積めるようにもしてみました。
スイッチサイエンスで購入できます。
SideBB for Raspberry Pi はんだ付け済み
SideBB for Raspberry Pi 未組立
内容物
- ブレッドボードが付いた基板 x1
- 信号線を引き出す基板 x1
- M2.5 12mmスペーサー x6
- M2.5 7mmスペーサー x4
- M2.5 ナット x2
- ピンカバー x1
- 基板と同じ厚みのスペーサー x2
はんだ付けしてない版を購入された場合は基板のピンヘッダやピンソケットが付いていない状態なので、写真と見比べつつはんだ付けしてください。
組み立て方
信号線引き出し基板のピンヘッダの上部に12mmのスペーサーとナットでピンカバー(白い棒)を固定します。信号線引き出し基板とブレッドボードが付いた基板を接続し、足として7mmのスペーサーを付けます。
ピンソケット + ピンヘッダよりもスペーサーの方が長いので、ピンソケットとピンヘッダの間には1mm弱の隙間ができます。
ピンヘッダが付いてない側にもスペーサーで足を作ります。
基板と同じ厚みのスペーサーを無くさないように、12mmのスペーサーと基板の間に挟んでおくのが良いです。
Raspberry Piに取り付けたら、ブレッドボードの横に引き出された信号線を使える状態になります。
ヒートシンクに干渉しない形になっているため、ヒートシンクを付けたRaspberry Piに取り付けられます。
M2.5の支柱が付いた拡張基板は、この基板と組み合わせることでヒートシンクに干渉しない状態で利用できます。
まとめ
ヒートシンクとの干渉をさけつつ、ブレッドボードで信号線を扱える基板ができました。ヒートシンクを付けながらもブレッドボードを扱いたい場面で利用するのはいかがでしょう?
スイッチサイエンスで購入できます。
SideBB for Raspberry Pi はんだ付け済み
SideBB for Raspberry Pi 未組立
更新履歴
2020.12.15未実装状態の写真と、他の拡張基板と組み合わせた時の写真を追加しました。
2021.01.01
スイッチサイエンスの商品ページのリンクを追加しました。
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