2017年10月14日土曜日

ThinkPad S1 YOGA(2014年モデル)のタッチパッドを交換した話


自分が使っているThinkPad YOGAのSSD交換について検索していたところ、下記の記事でX250のタッチパッドが付けられることを知りました。

Lenovo ThinkPad S1 Yoga 改良

早速やってみたので、自分の言葉で手順と感想を残します。

使ったもの

ThinkPad S1 YOGA

作業対象のPCです。
2014年の5月に買いました。
電源をOFFにして、電源ケーブルを抜いておきます。

交換するタッチパッド

amazonで買いました。
タッチパッド SM10K87872リプレースメントLenovo ThinkPad X230S X240 X240S X250 X260 X270,S1 Yoga,Yoga 12 用

小さいドライバー(+0 +1)

ThinkPadのネジを外すのに使いました。

キリ(または小さいマイナスドライバーか、細い何か)

タッチパッドへのケーブル取り付けに使いました。

交換方法

電源を切って電源ケーブルも抜いたThinkPadを裏返し、ネジを外します。


ネジを外したら、蓋を外します。


バッテリを固定しているネジを外します。


抜くのが面倒そうなケーブルだったので、ケーブルを接続したままバッテリを折り返して、タッチパッドの裏側が見える状態にしました。


タッチパッドを固定しているネジを外します。


ケーブルも外します。
一部両面テープで固定されていましたが、固定したまま作業を進めるのが難しかったので、それも外しました。


ネジとケーブルを外したら、キーボードの付いている面からタッチパッドを外します。
ネジで固定していた部分を飛び出させ、ネジ穴の方向にスライドさせると外せました。


右が取り外したパッド、左が新たに取り付けるパッドです。


新しい方のボタン部分が、元のパッドより少し高くなっているようでした。


取り外した要領と同じように、新しいパッドを取り付けます。

他のブログでも書かれていたのですが、新しいパッドにケーブルを取り付けるのが一苦労です。
ケーブルだけでは曲がってしまい、うまく取り付けられません。
そのため、自分はキリをケーブル両端のくぼみに引っ掛け、コネクタに押し入れました。


その他は取り外す時と逆の行程で取り付けられます。
少し背の高かったボタン部分は、ボディの形状とマッチしていて、まるで最初からこの仕様だったかのようです。


交換の行程は以上です。

交換してみた感想

新しいパッドにコネクタを繋げる部分が難しかったですが、その他はネジ回しと部品の移動なので、HDDやSSDを交換するような感覚で交換できました。
(X240などは、パッドが両面テープで固定されているようなので、もう一苦労必要なようです。)

交換してみて個人的に感じた、良くなった点と悪くなった点を挙げます。

良くなった点
  • 以前のパッドでは難しかった、赤ポチ+中央ボタン押しでのPC操作が可能になった
  • 物理ボタンができたため、マウスポインタを動かさずにクリックできるようになった

悪くなった点
  • タッチパッド上部がボタンになるため、タッチ操作をする場合は以前よりもキーボードから離れた位置に手を移動させなければならなくなった
  • パッド下部の遊びが以前のパッドより大きくなったため、下部に触れると若干音が出るようになった

少し悪くなった部分はありますが、それでも物理ボタンがあると便利な場面が思い浮かぶので、これくらいの悪化は個人的に許容範囲です。
物理ボタンが無いパッドに不満を感じられている方は、交換されてはいかがでしょう?

共有する情報は以上です。

変更履歴

2025.05.04
amazonのiframe形式の商品リンクが無効になっていたので、文字のリンクに更新しました。

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