表示するまで一苦労だったため、メモを兼ねて共有します。
使ったもの
- Arduino LEONARDO
- I2C接続小型キャラクタLCDモジュール(16x2行・3.3V/5V)ピッチ変換キット [AE-AQM1602A(KIT)]
- ブレッドボード
- ジャンパワイヤ
ハードウェアの準備
LCDの変換基板をハンダ付けします。プルアップ抵抗も使いたいので、右下の2箇所のハンダを盛って接続します。
2016.01.10時点でLCDのデータシートにはArduinoとの接続方法が書かれていますが、Arduinoの種類によってI2C通信に使用する端子が違うので、Wire Libraryのボード情報で接続端子を確認します。
2016年2月23日の時点では下記のピン設定になっています。
Board | I2C / TWI pins |
---|---|
Uno, Ethernet | A4 (SDA), A5 (SCL) |
Mega2560 | 20 (SDA), 21 (SCL) |
Leonardo | 2 (SDA), 3 (SCL) |
Due | 20 (SDA), 21 (SCL), SDA1, SCL1 |
自分が持っているArduinoはLEONARDOなので、D2をSDA、D3をSCL、に接続します。
V+とGNDも接続します。
ソフトウェアの準備
# 2019.09.29追記LCDのライブラリを公開したので、こちらの方がインストールしやすいと思います。
良ければこちらもご覧ください。
ST7032で動くLCDをライブラリを利用してArduinoで制御してみた
# 追記終わり
ライブラリを作られている方がいらっしゃったので、利用させて頂きました。
ストロベリー・リナックス/秋月電子のI2C液晶/OLEDほかをArduinoで使う
上記のサイトからzipをダウンロードして、zip解凍によって作成されるI2CLiquidCrystalフォルダをArduinoのlibrariesフォルダに置きます。
うまく設定されると、Arduinoのエディタ再起動後にライブラリが認識されます。
ライブラリを使って、下記のコードを動かしてみました。
lcd_test
#include <I2CLiquidCrystal.h> #include <Wire.h> I2CLiquidCrystal lcd(63, (bool)true); void setup() { lcd.begin(16, 2); } void loop() { lcd.setCursor(0, 0); lcd.print("Hello, World!"); delay(1000); lcd.setCursor(4, 1); lcd.print("By LEONARDO."); delay(1000); lcd.clear(); delay(1000); }
動作確認
下記の動作がループしていたら成功です。- 「Hello, world!」が表示される
- 「By LEONARDO.」が表示される
- 文字が消える
この情報が誰かの役に立てば嬉しいです。
参考
I2C接続小型キャラクタLCDモジュール(16x2行・3.3V/5V)ピッチ変換キット [AE-AQM1602A(KIT)]
ストロベリー・リナックス/秋月電子のI2C液晶/OLEDほかをArduinoで使う
小型のキャラクター液晶2種を買ったので、ちょっと比較してみる
Wire Library
LiquidCrystal Library
LCDのライブラリの使い方に関する記事を作成したので、それへのリンクを設置しました。
小型のキャラクター液晶2種を買ったので、ちょっと比較してみる
Wire Library
LiquidCrystal Library
変更履歴
2019.09.29LCDのライブラリの使い方に関する記事を作成したので、それへのリンクを設置しました。
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