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2016年4月6日水曜日

24V電源で動作するノートPC充電機(ThinkPad用)の作り方

24Vのバッテリーで動作するThinkpadの充電機を作りました。
ザックリと作り方を共有します。

使用した部品

■ThinkPad新旧変換電源ケーブル


端子部分を利用します。
Patech ThinkPadX1カーボン0B47046のUltrabook PC用電源アダプタケーブル[並行輸入品]


変換ケーブルの信号端子とGNDは560Ωの抵抗で接続されていました。
これは下記のページによると90W出力が可能であることを意味するようです。

ThinkWiki > Power Connector > Slim Tip > Signal Pin


このまま使っても動作はすると思いますが、DCDCコンバータの負荷を抑えたいので、端子を分解して45W出力可能を意味する120Ωの抵抗に変えました。

■DCDCコンバータ
24Vを20Vに変換します。
5V~24V可変 出力電流最大3A(12V時) スイッチング電源キット HRD-12003使用

■スイッチ


PCを接続していなくても、コンバーターに通電しているとコンデンサで若干の電力を消費するため、使っていない時はスイッチを切り替えて節電します。
ROHS トグルスイッチ2回路2接点(ON-ONタイプ)

■ケーブル


24Vや20Vを流します。
今回は0.75SQのケーブルを使いました。

■端子台


他の機器への送電も考慮して、バッテリーと机の近くに端子台を設置し、これにケーブルを接続するようにしました。
STB型中継用端子台 6極【STB814-6P】

■ケース


むき出しだと感電が怖いので、コンバーターや端子台をケースに納めました。
スイッチやケーブルのために、それぞれ穴を空けています。
ABS樹脂ケース(蝶番式・大) 112-TM-ABS
黒い方はtakachiのケースなのですが、型番が分からなくなりました。

■120Ω抵抗


PCに接続する信号端子に使いました。
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 120Ω (100本入)

接続全体像

これによって、インバーターを介さずPCへ給電できるようになりました。


何かの参考になったり、面白がってもらえれば嬉しいです。

参考

ThinkWiki > Power Connector > Slim Tip > Signal Pin

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