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2021年8月7日土曜日

ThinkPad Bluetooth トラックポイントキーボードⅡを1ヶ月使った感想


背景

ThinkPad Bluetooth トラックポイントキーボードⅡ(以後2型)とは、レノボのオンラインストアで販売している2020年に発売された無線キーボードです。
(記事執筆時点でamazonで売られているThinkPadの有線無線のキーボードは、2013年発売の1型です。)

自分は1型をBluetoot無線とUSB有線のどちらも購入して両方壊れた過去があります。
下記のリンクは、Bluetooth版の1型が壊れて修理しようと分解した時の記事です。
ThinkPad Bluetooth Keyboardを分解してみました

USB版は数年使ったのですが、膝の上に載せて使うと負荷がかかるのか、この記事を書く約2ヶ月前にBluetooth版1型と同じく、tabなど特定のキーが効かなくなる故障が発生しました。
amazonでUSBの有線版は6000円弱で売られているためそれを買い直しても良かったのですが、新しく2型が出ているのでそちらを試してみました。

2型のThinkpadキーボードの使い勝手が気になる方は居ると思うので、1ヶ月使ってみて自分が感じたことを共有します。

各画像は上が1型で下が2型です。

どこで買える? -> 日本語版は公式サイト

背景で説明した通り、amazonで売られているのは基本1型なので、2型の日本語版公式サイトから納期2週間で注文する必要があります。

ThinkPad Bluetooth トラックポイントキーボードⅡ

英語版で良ければamazonでも買えます。


購入時はクーポンを利用した購入がお勧め

時期によってお得に買えるクーポンが発行されている場合があります。
thinkpad キーボード クーポン」などで検索してクーポンを見つけて利用すると定価より安く買えると思うので、購入前の検索をお勧めします。

定価は15,950円ですが、自分はクーポンの利用で14,674円で購入しました。

自分の使い方だと充電してから1ヶ月使えた

電池切れするまでの自分の利用環境はこちらです。
利用頻度: 週2日リモート勤務、週末も利用
通信形式: Bluetooth
利用期間: 2021/06/26フル充電で利用開始し、2021/08/03に電池切れで動作停止

1ヶ月以上使えました。
1型のBluetoothの電池寿命は正確に覚えてはいないのですが、1型は持って1週間くらいだった気がします。


電池切れ直前は本体右上のLEDが赤く点滅し、そうなってから1日で電池切れで使えなくなりました。

1系のBluetoothキーボードに比べると、一度繋がれば遅延や違和感を感じる頻度が少ない

1型のBluetoothキーボードは頻繁に入力遅延が発生して使い勝手が悪目でしたが、2型は接続数分後に一度途切れることがあるものの、それ以後は基本快適に入力できる印象です。
一度ペアリングした後にPCの電源を落として再接続する際は、キーを操作してから5秒位待つと接続されて利用可能な状態になります。

1型に比べるとマウスのボタンが平べったくなったが、慣れれば問題無い


1型が押しやすかったので2型を使い始めるとボタンがどこにあるか不安になりますが、位置を把握できれば問題なく使えました。

1型と異なりPgUp PgDnが独立する配置になっていて、最初は戸惑うが慣れる


PgUp PgDnキーを多用する自分は1型から2型に移った直後はPgUpしようとして左矢印を押したりしていました。
数日間違いを繰り返すことで慣れて問題なく使えるようになりました。

2型の方が重い



製品ページを確認すると、1型のUSB接続式は440g、2型は516gでした。
重いので持ち運びは1型に比べて不利になりますが、重い分机に置いて操作時の安定性はましている気がします。

Functionキーの設定が、電源を入れ直したり接続しなおしたりする度に標準設定(画面の明るさなどの調整ボタン)に戻る


Functionキーを普段から使う自分としては、使い始める度にFn + FnLock でキー設定を切り替える必要があって手間です。
前回の設定を覚えておいて欲しかったです。
(1型のBluetooth版の挙動は覚えていません。)

FnLockキーは光るが、キー操作が20秒無いと消灯する

FunctionキーをF1などで使えるようにしているとLEDが光りますが、操作して無ければ約20秒で消灯します。

2型の表の外装は、外枠とキーボードの隙間を含めた一体型になっている


1型は外枠とキーボードの部分が分かれていますが、2型は一体化していてのっぺりした印象です。

2型の方が設定ボタンが多い


側面の設定ボタンは2型の方が多いです。
ON OFF、BluetoothとUSBドングル切り替え、AndroidとPC切り替えスイッチがあります。
ON OFFスイッチは鞄に入れて持ち運ぶ際や、トラックポイントの基準値がずれてマウスカーソルが動き続けるのでリセットしたいときなどに便利です。

2型はUSBレシーバーでの通信とBluetootの通信を選べる


1型の無線はBluetoothだけでしたが、2型はUSBレシーバーで通信できるため、BluetoothのペアリングをしていないPCでもドングルの利用で操作可能です。
2種類の切り替えは物理スイッチで行えます。

底面ゴムが1系は丸だったが、2型は棒になり接地面積が増えている


安定感が増していると思います。

2型のUSBポートは充電専用

2型にはUSB typeCポートがありますが、有線専用です。
USBの有線接続で利用したい場合は1型のUSB接続品を買うのが良いです。

まとめ

1型と比較してマウスのボタンが押しにくくなったのが自分としては残念でしたが、それ以外は1型のBluetooth版と比べて通信が安定し、電池の持ちがよくなっていました。
USB版に比べると使い始めの待機時間が5秒くらい発生してしまいますが、繋がってしまえば快適に利用できました。

参考

「ThinkPad トラックポイント キーボード II」を旧製品と使い比べてわかったこととは?

商品購入ページリンク
ThinkPad Bluetooth トラックポイントキーボードⅡ
1型有線
1型無線(非推奨)
2型英語版

変更履歴

2021.10.31
amazonで2型の英語版が買えるようになっていたので、情報を追加しました。

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