2015年4月25日土曜日

Google Compute Engineを触ってみました。

気になっていたGoogle Compute Engineで、どんなことが出来るのか遊んでみました。

SSHで通信できる

インスタンスに公開鍵を登録すれば、難なくsshでログインできました。

参考: http://qiita.com/NewGyu/items/3a65e837519297951e79

安いインスタンスなら、使用頻度が多くても一月千円以下で運用できる

シミュレーターで計算してみました。

一番安いインスタンス(共有CPU, 0.6GB RAM)が1日あたり5時間稼働した場合: $1.98(約240円)

一番安いインスタンス(上と同じ)が1日あたり24時間稼働した場合: $6.64(約800円)


https://cloud.google.com/products/calculator/#id=e91637f4-7fc5-40a3-b3c2-39d9b1f48bb2

インスタンスのIPを固定できる

IPをキープできるみたいです。
ただし、キープしたまま使わないIPについては、維持費($0.01/時 = 約$7.5/月)が発生するようです。

参考: https://cloud.google.com/compute/pricing

ひと手間かければ、CPU性能を変えられる

「ワンクリックでCPU性能アップ!」は出来ないものの、下の手順でCPU性能は変えられるみたいです。


  1. ディスク:「インスタンスを削除する際にブートディスクを削除する」のチェックを外す
  2. インスタンスを削除する
  3. 削除したインスタンスのディスクを割り当てて、希望するCPU性能のインスタンスを新しく作る
  4. 先ほど削除したインスタンスのIPを割り当てる。


ただし、その後sshでログインしようとすると

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

@    WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!     @

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY!

Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)!

It is also possible that a host key has just been changed.


と怒られるので、アクセスしたいIPに関する既存のsshの設定を削除する必要がります。

参考: http://stackoverflow.com/questions/27373257/changing-machine-type-on-google-compute-engine

まとめ

さくらのVPSの最安プランが仮想CPU1コア 0.5GB RAMで約700円なのと比べても、コスパはVPSと変わらない気がしました。
サービスの拡張性を考えると、VPSよりもGCEを使っていた方が利点がありそうだと思います。
ということで、興味があれば積極的に試してみてもよさそうだと思いました。

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